妊婦健診は、母体の健康状態や胎児の発育を把握する健診です。加えて、妊娠・出産・育児に関する悩みや不安を医師や助産師に相談できる場としても活用できます。 不安や心配は過度のストレスの原因となるため、気になることがありましたら、京都市右京区の西院レディースクリニックまでお気軽にお問い合わせください。
生理が遅れたり、妊娠検査薬で陽性反応がでた場合は、早めに産婦人科で妊娠検査を受けましょう。 妊娠が確定したら、すぐに妊婦健診の受診を開始する必要があります。
妊婦健診の回数の目安は、下記の通りです。
生理が遅れたり吐き気があったり、市販の妊娠検査薬で陽性反応が出た場合など、妊娠の可能性がある場合は、できるだけ早く当院までご相談ください。通常、生理予定日から1週間後に妊娠検査が可能です。
上記の検査は妊娠の有無を確認するために行います。尿検査で妊娠反応を確認し、経腟エコー検査で子宮内に妊娠しているかどうか(子宮外妊娠のリスクはないか)を評価し、胎児の心拍を確認します。場合によっては、血液検査も行います。 これらの検査は自費診療ですが、ほとんどの自治体では妊娠予定日が確定した後、母子手帳と共に妊婦健診費用補助券が交付されます。 ただし、自治体によっては妊娠診断書が必要な場合もありますので、事前に自治体のウェブサイトなどで確認してください。
妊娠初期の超音波検査は、胎児の心拍や子宮の状態、子宮筋腫や卵巣嚢腫の有無などを調べることができ、母子の状態を正確に把握するために不可欠な検査です。
超音波検査はリスクがなく、何度でも受けられるので安心して受けることができます。
妊娠初期の超音波検査では、ダウン症候群などの染色体異常を示唆する所見であるNT(Nuchal Translucency)肥厚の程度を評価します。NT肥厚が目立つ場合は染色体異常の可能性があるため、出生前診断(NIPT)の対象となります。
妊娠が進むにつれて、体調の変化がより顕著になるため、妊婦健診の頻度は2週間ごとになります。妊娠糖尿病が疑われる場合には、糖負荷試験が行われます。この時期の血液検査では、血算(全血球計算)を行い、貧血の有無や白血球数、血小板数の異常を確認します。 貧血が見られる場合には、鉄剤の処方や食事指導が行われます。 経腹超音波検査は主に28週と34週頃に行われますが、胎児の向きや発育状況に応じて必要に応じて追加で行います。
妊娠後期には、いつ破水や陣痛が起こってもおかしくない時期なので、週に1回の健診が行います。予定日を過ぎた場合には、状況によっては週に2回の健診が必要になることもあります。
NST(ノンストレステスト)は、横になってお母さんのお腹にセンサーを付け、子宮収縮や赤ちゃんの心拍を監視します。通常は36週以降に行われますが、早産のリスクが高い場合には、より早く行うこともあります。
※市町村によりクーポンの金額・枚数が異なりますので、詳しくはお住いの市町村にお問い合わせください